Prospect などの「目処」に関する英単語・英語表現

 

英語に慣れてくると、大抵のことは英語で
表現できるようになりますよね。

 

しかし、ふとしたときに
「これ、英語で何て言うんだっけ?」となるような
表現は絶対出てきます。

 

多くの英語学習者にとって、「目処が立つ」は
その一つではないでしょうか。

 

「目処が立つ・立たない」という表現は特に
ビジネスシーンなどで頻繁に使われますが、
いざ英語で言おうとすると、なかなか英語表現が
浮かんでこないものです。

 

例えば、「いつぐらいにその仕事終えられる?」と聞かれて、
「今は分からないので、目処が立ったらまた連絡します」
と言いたい時、みなさんなら何と言いますか?

 

「I don’t know now, so I’ll tell you later」
でも通じますが、何か違いますよね。

 

今回は、こういうときに使える、「prospect」を
はじめとした「目処が立つ(立たない)」を表す英単語や表現の解説です。

 

使いたいときに出てこないこの表現を、
ここでしっかりマスターしてしまいましょう!

「目処」や「目処が立つ」は日本語で?

英語表現の前に、まずは「目処」「目処が立つ」
という表現を日本語でおさらいしておきましょう。

 

「目処が立つ」の「目処」は意味的に「見通し」とほぼ同じです。

 

そのため、「見通しが立つ」という表現が
「目処が立つ」とかなり近いと言えます。

 

別の言葉を使うと、「目処が立つ」とは
何か物事に関して「終わりが見えてくる」こととも言えるでしょう。

 

例えば、「完成の目処が立った」という文なら、
「完成が見えてきた」や「なんとか完成できそうだ」
という感じの意味になります。

 

ちなみに、「目処がつく」という表現もありますが、
これも基本的に「目処が立つ」と同じ意味です。

 

「目処」は英語で「prospect」

「目処が立つ」に近い英語の表現はいくつかありますが、
その中でも一番意味が近いのが「prospect」です。

 

「prospect」には「見通し」「見込み」という意味があり、
使い方によっては、「目処が立つ」や「目処が立たない」と
同じ意味で使うことができます。

 

ここからは、「prospect」を使った表現をいくつか紹介していきます。

 

have + prospect

 

「prospect」の使い方の中でも一番よく使われるのが、
この「have + prospect」の形です。

 

この形を使うと、日本語の「目処が立つ」に
かなり近い表現になります。

 

詳しく使い方を見ていくために、
まずは次の例文を見てみましょう。

 

This criminal case has no prospect for solution.

「この犯罪事件は解決の目処が立っていない」

 

このように、基本的には目処が立っていない物事を
主語として、この「have + prospect」の表現を使います。

 

「prospect」の後にくる前置詞は、
基本的にこの例文でも使われた「for」か、
そうでなければ「of」を使いましょう。

 

また、この例文では「〇〇の目処」の「〇〇」の部分が
名詞でしたが、ここを動名詞に変えることもできます。

 

例えば次のような感じです。

 

We have a prospect of collecting enough money to launch a business.

「起業するために十分なお金を集める目処が立った」

 

動名詞を使う場合は、この例文のように、
その動作をする人が主語になる場合が多いです。

 

また、動名詞を使う場合も名詞のときと同じように、
「prospect」の後の前置詞は「of」か「for」のどちらかを使います。

 

ちなみに、否定文で「have + prospect」を使う場合、
次のように「prospect」の前に「no」を置くことが多いです。

 

He has no prospect of finishing his homework.

「彼には宿題を終える目処が立っていない」

 

しかし、下の例文のような形は、ネイティブとの
会話ではほとんど聞くことはありません。

 

He does not have a prospect of finishing his homework.

「彼には宿題を終える目処が立っていない」

 

なぜかネイティブは「no prospect」という形を
好むようです。

 

細かいニュアンスの部分ですが、こういった違いが
わかってくると、より一歩ネイティブに近づくので、覚えておきましょう。

 

there is + prospect

 

「have + prospect」に加えて、
「there is + prospect」という形も存在します。

 

まずは次の例文を見てみましょう。

 

There is no prospect of achieving this month’s goal.

「今月の目標を達成する目処が立っていない」

 

このように、「there is (are)…」という
「〜がいる・ある」という表現を用いることで、
目処が立っているか否かを表現できるのです。

 

疑問文で使うと、以下のような形。

 

Is there any prospect for repairing this building?

この建物に修理の目処は立っていますか?

 

前置詞は、「have + prospect」の場合と
同じく「for」か「of」を使いましょう。

 

「prospect」の前に形容詞を置く

 

英語だと、「prospect」の前に形容詞を
置いて修飾することもあります。

 

具体例を挙げるとすると、
good prospect」「fine prospect」「clear prospect」のようなケースです。

 

このように形容詞を使うことで、
目処がどれくらい立っている(立っていない)かを示すことができます。

 

This bank has no clear prospect of avoiding its bankruptcy.

「この銀行には、倒産を回避するしっかりとした目処が立っていない」

 

日本語ではあまりない表現なので、訳すのが
難しいところはありますが、こういう使い方が
あることも覚えておくと、あとあと役に立つかもしれません。

 

また、「no prospect」に代わる表現として、
little prospect」や「not much prospect」を使うこともできます。

 

目処が完全に立っていないことを表す
「no prospect」と比べると、少し弱めの表現です。

 

「目処がほとんど立っていない」「目処があまり立っていない」
と言いたい場合に使いましょう。

 

文の中で使うと次のような感じになります。

 

There is little prospect of improvement.

「改善の目処はあまり立っていない」

 

「prospect」以外の「目処が立つ」を表す英語表現

「prospect」以外にも、「目処が立つ」を表すことが
できる英語表現がいくつかあるので、ここからはそちらを紹介していきます。

there is hope for

 

「there is hope for」という表現を使うと、
「目処が立つ」を表すことができます。

 

次の例文のような形で使われます。

 

There is little hope for his recovery.

「彼の回復の目処は立っていない」

 

しかし、この表現は文脈によっては意味がかなり変わってくるので注意が必要です。

 

「目処が立つ」とは、その物事が起こる可能性が
かなり高いことを示すので、「hope(希望)」
があるからと言って「目処が立っている」と言えるとは限りません。

 

例えば、

 

There is hope for your promotion.

 

という文なら、「君の昇進の目処は立っている」
というよりも「君には昇進の可能性がある」と言った方がより正確でしょう。

 

なぜなら、「昇進の希望がある」=「昇進の目処が立っている」
ではないからです。

 

基本的にこの表現を使う場合は、
否定文にすることが無難かもしれません。

 

to be in sight

 

「in sight」には「見えるところに」「視界に」という意味があります。

 

この表現を使うと、「〜が見えてきた」という
意味を表す文を作ることが可能です。

 

例えば、

 

Tokyo Tower is in sight.

 

なら「東京タワーが見えてきた」という意味になります。

 

この「見えてくる」という意味から、
「目処が立つ」ということを表すことにも
「in sight」を使うことができるのです。

 

例えば、次の例文を見てみましょう。

 

A solution is in sight.

「解決の目処が立つ」

 

ちなみに、否定文なら次の例文のような形に。

 

No agreement is in sight.

「協定の目処は立っていない」

 

または、次のようなパターンでも問題ありません。

 

An agreement is not in sight.

「協定の目処は立っていない」

 

使用頻度は「prospect」と比べると少ないかも
しれませんが、こういう表現があることもぜひ覚えておきましょう。

「目処が立つ」の英語表現まとめ

今回は、「目処が立つ」に関する英語表現を紹介しました。

 

ポイントをまとめると

  • 「prospect」が英語の中では「目処」に近い表現
  • 「have + prospect」と「there is + prospect」の形が存在
  • 「prospect」の前に形容詞をつけることもある
  • 他にも「there is hope for」で「目処が立つ」を表すことも
  • 「to be in sight」も類似の表現として使うことができる

 

「目処が立つ」という表現は、普段はそれほど
使わないかもしれませんが、フォーマルな会話や
ビジネスシーンなどではかなり役立つ表現です。

 

実際、自分が使わなくても、他の人が「prospect」などを
使って話していることが結構あります。

 

重要ですが、事前に知っておかないと分かりにくい表現なので、
ぜひここでマスターして実際の英会話で使えるよう準備しておきましょう!

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