サルでも分かる使役動詞「let」の使い方!今すぐ使える例文5選!

【監修】
英語講師ベル


塾講師を経て、書籍「英文工学」を執筆し、amazonランキング1位を獲得。英語を効率的に学習する「メルマガ」は5000人に購読され様々なメディアで取り上げられる。英語セミナーは累計1,500人が受講する人気講座となっている。
さらに近年では、英語学習アプリ「Pelican」を共同制作しアプリ部門で最優秀賞を獲得した。

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使役動詞の「let」って意味や用法って、
なんとなく分かるような、分からないような
モヤモヤが残りやすい動詞ですよね。

 

そのモヤモヤの原因は、他の使役動詞である
「make」や「have」と
意味や使い方が似ているからなんです。

 

そこでこの記事では、使役動詞の
「let」を徹底的に解説していきます。

ただ、解説するのではなく、覚えやすくするために
図や、リアルなシチュエーション別の例文も紹介していきたいと思います。

 

わたしも最初はモヤモヤしていましたが、
これが使いこなせるようになった時
実はものすごく便利な単語だということに気がつきました。

わたしが留学していた時、使わない日はなかったくらいです。

 

この記事を読み終えた時には、スッキリするだけでなく
あなたも使えるようになっているはずなので、
これを機にしっかり覚えてみてくださいね。

使役動詞「let」の意味

使役動詞「let」は「◯◯させる」という意味を持ちます。

 

「他の使役動詞の「make」「have」との違いがよく分かんない!」

という声をよく聞きますが、実は結構かんたんなんです!

 

というのも、意味は似ているものの、違いが明確なんです。

その違いというのは、強制力の強さにあります。

上の図を見てもらうと、一発で分かると思いますが、
「let」は他の使役動詞に比べて強制力が弱いんです。

 

おそらく既に調べた方は「let」=「許可」という
イメージもお持ちかと思います。

これは「相手がしたいと思っていることを、
させるのを許可する
」ということですが

「させる」と聞くと、強いイメージを感じてしまうと思います。

 

そこで、簡単にイメージできる魔法の言葉をご紹介するので
ぜひ、覚えてくださいね。

 

それは「◯◯させてあげる」です。

 

そうなんです「させる」じゃなくて
「させてあげる」と覚えるのが
一番ぴったりの表現ですし、分かりやすいんです!

 

また「let」は、特に、やんわり言いたい時に便利です。
くわしくは最後に例文でご紹介しますね

 

使役 make の使い方、ニュアンスについては
こちらの記事に超分かりやすくまとめました。

 

 

使役動詞「let」の文法

まずは、しっかり使い方を理解するためにも
再度、文法をしっかり理解しましょう!

 

基本の形

 

let + O + C

 

この3つを並べるのが、基本の形です。

言いかえると、let + 人/物 + 原形不定詞 となり、

「OにCをさせてあげる」という意味になりますね!

 

  • Oの目的語:人や物
  • Cの補語 :原型不定詞

 

こうしてみると、とてもシンプルで、
特にむずかしい用法のない文法ということが分かります。

 

原形不定詞について

 

ちなみに、ひとつ上の「基本の形」で
お伝えした原型不定詞って何者かご存知ですか?

 

わたしはよく、使役動詞「let」で使われる原形不定詞について
まわりの友人から質問を受けます。

 

「原形不定詞ってなに?」

「不定詞に原型とかあるの?」

 

といったような相談です。

 

これは、そうむずかしく考えることはなくて、
単純に原型不定詞は「toを省いた不定詞」のこと、
と覚えればいいのです。

 

通常、不定詞は「to + 動詞の原形」ですよね!

でも原型不定詞は「動詞の原形」となるんです。

 

「実質動詞の原形ならば、動詞の原形って言えばいいじゃん」と、思いますよね。

でも、これにはちゃんとした理由があるんです。

 

なぜ、原形不定詞と言われているかというと、
不定詞的に使われるものなので、わざわざ言い方を変えてるんです。

 

使役動詞「let」の例文

使役動詞「let」の意味や文法を知ったところで、次は例文です!

 

使い方をイメージしやすいよう
シチュエーション別に例文をご紹介します。

 

使い時が分かるだけで、意味も深く理解できるようになります。

 

また、覚え方のコツとしては

  1. まずは例文を、丸暗記くらいの勢いで覚える
  2. 覚えた例文を、アウトプットする

 

インプットをするだけでは、1ヶ月後には覚えていません。

これは人間なのでしかたのないことなんです。

 

忘れてしまうのを防ぐためにも
必ず覚えたことをアウトプットしてくださいね。

 

アウトプットの方法は、

  • 独り言で使ってみる
  • 会話で使ってみる
  • 日記で使ってみる

などなど、必ずアウトプットをするようにしてください。

 

それでは、よくネイティブが使うものに絞って、例文をご紹介します!

 

例文1|人に頼みごとをする時

Let me see that. 

「私に見せてください」

Let me have a look. 

「私に拝見させてください」

Let me know. 

「私に知らせてください」

Let me check. 

「私に確認させてください」

Let me in. 

「私に中に入らせてください」

ビジネスシーンで、人に頼み事をする時って、
失礼にならないか不安になってしまいますよね。

 

そこで活躍するのが、使役動詞「let」です!

シンプルなのにも関わらず、
控えめでやわらかい表現のため
ビジネスシーンでよく使われるんです。

例文2|自己紹介をする時

Let me introduce myself. 

「私に自己紹介をさせてください」

これは、自己紹介の時に必ずと
言っていいほど聞く表現です。

 

最近、オンライン英会話を始める人が増えていますよね。

オンライン英会話をやっている人なら、
いろんな先生と話す機会が増えるため、
次の授業で、すぐにでも使える表現です!

例文3|手伝いをする時

Let me do it for you. 

「私に手伝わせて」

Let me help you with that. 

「私に手伝わせて」

相手の気持ちを考えると、
「手伝うよ」よりも「手伝わせて」と言われる方が
遠慮なく手伝ってもらうことができますよね。

 

この表現を覚えると、
コミュニケーションスキルが上がるのでオススメです!

 

例文4|させないでと伝えたい時

Don’t let me down. 

「私をがっかりさせないで」

昔だとビートルズ、そして、最近だとチェインスモーカーズが
「Don’t Let Me Down」という曲を出しています。

 

どれもラブソングで使われることが多いんですよね。

日常の中で、特に、パートナーに対して使える表現なので
パートナーとの会話が英語なら、ぜひ、覚えてみましょう!

 

ただ、ケンカはしないように要注意です(笑)

 

また、このように最初に「Don’t」をつけると
「◯◯させないで」となるので合わせて覚えて活用してみてください。

 

例文5|後でお知らせしますと伝える時

I’ll let you know later. 

「あとでお知らせしますね」

この表現は、パーティに招待したあと、
相手に場所や日時を伝える時とかに使えます。

 

なにかお出かけの約束をした後でも良いですし
なにか結果を伝えるときでも使えるという、とても万能な表現です。

 

まとめ

この記事のポイント

  • 「let」は「させてあげる」という意味
  • ビジネスシーンで使える柔らかい表現
  • 他の使役動詞より強制力が弱い
  • let + 人/物 + 原形不定詞(原形不定詞はtoを略した不定詞)

 

このように「let」ってものすごく便利なんですよね!

実際わたしもイギリスやアメリカに留学していた時
会話で必ず出てくるといっていいほどよく聞いていました。

 

私自身も、つい使ってしまいます。

もちろん良い意味で!

 

ただ、いちばん気をつけなければいけないのは

今回インプットしてスッキリしても、
すぐにアウトプットをしなければ忘れてしまう
ので
いますぐ練習して自分のものにしてくださいね!

 

そして「let」の使い方のほかに、
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