「each」と「every」の違いとは? 例文付きで分かりやすく解説

「each」と「every」は、一見違うように
見えてよく似ています。

 

学校では、「each」は「それぞれ」、
「every」は「すべて」という風に
習いますよね。

 

この日本語訳だけを見ると、二つの違いが
はっきり分かるような気もします。

 

しかし、実際の文章で使ってみると、
「each」と「every」のどちらを使っても
ほとんど同じ意味になる場合もあるのです。

 

例えば、
「I’ve read each article in this magazine」
という文。

 

これは
「I’ve read every article in this magazine」
と言い換えることもできます。

 

もちろん文脈や使い方によっては、
二つが全然違ったニュアンスを
持っている、ということも少なくありません。

 

また、一つの文をとっても、「each」と
「every」のどちらかが文法的に
使えないというケースも多く存在します。

 

この微妙な差異をしっかり理解し、
英会話などで自然に使えるように、今回は
「each」と「every」の違い
詳しく解説していきます。

 

この二つの違いをより深く学んで、
どんなシチュエーションでも迷わず
使えるようになりましょう!

「each」と「every」の意味

まずは、「each」と「every」、
それぞれの意味から確認していきましょう。

 

「each」の意味

「each」とは、厳密に定義すると
「二人(二つ)以上の人・物で成り立つ集団や
塊の中に存在するすべての人・物を、
それぞれ一つひとつの個体として表す単語」
です。

 

ちょっと複雑ですね。

 

例えば、あなたが50人のクラスに
いるとしましょう。

 

このとき、「each student」とは、
クラスにいる50人全員が対象なのですが、
全体ではなく一人ひとりのことを
指しています。

 

だから、「each student」が指すものは、
あなたのことでもあり、
他の49人一人ひとりの

ことでもあるというわけです。

 

ここで大事なのは、「each」は集団に所属する
すべての人・物のことを指しているけれど、
強調しているのは「個々」の
部分
であるということ。

 

もし仮に、あなたが
「I believe in each person in this class」
と言ったとしましょう。

 

この「each person」は全員のことを
指していますが、意味合い的には
「このクラスにいる一人ひとりのことを
信じているよ」という感じになります。

 

ここが「every」との
大きな違いでもあるので、

覚えておきましょう。

 

「every」の意味

「every」は、
「集団や塊に所属するすべての人・物を、
個別に指す単語」と定義できます。

 

あれ?

 

そうなんです。

 

「each」と「every」は厳密に
定義しようとすると、
滅茶苦茶似ているんです。

 

そのため、この二つのどちらを使っても
大丈夫なケースもたくさん存在します

 

ではここでもう一度、50人の
クラスで考えてみましょう。

 

このとき、「every student」とは、
クラスにいる50人の中の、
一人ひとり全員を指しています。

 

だから、「every student」が指すものは、
あなたを含めたクラスにいる50人全員です。

 

ここで注目したいのが、「every」は
集団に所属する個々のことを指しているけれど、
強調しているのは「集団」や「全員」という部分

 

もし仮に、あなたが
「I believe in everyone in this class」
と言ったとしましょう。

 

ここでの「everyone」は個人個人を
指していますが、
意味合い的には
「このクラスにいるみんなのことを信じているよ」

という感じになります。

「each」と「every」の違い

「each」と「every」の定義が
わかったところで、ここからは
いよいよ、この二つの違いについて
見ていきましょう。

 

「each」と「every」の違いは主に三点あります。

 

違いその①:行動が類似しているか異なるか

まず一つ目の違いとして、
行動が類似しているか異なる
という点があります。

 

どういうことか、以下の例文を見てみましょう。

(例文1)Each student is reading a book.

(例文2)Every student is reading a book.

 

(例文1)では「each」が使われていますが、
このとき強調されるのは、
「個々の生徒がそれぞれ(異なる)
本を読んでいる」という点です。

 

つまり、この文では、各々が
それぞれ思うがままに
読書をしている、
という様子を表しているのです。

 

逆に、(例文2)では、
「すべての生徒が一様に読書をしている」
という、統一された行動を表しています。

 

このように、「each」は差異を、
「every」は類似点を強調する
ように
なっているのです。

 

もう一つ例文を見てみましょう。

(例文1)We travel to a different place each winter.

(例文2)We travel to Hokkaido every winter.

 

この(例文1)では、毎年冬には違う場所
旅行をすることになっていますが、
(例文2)では、北海道という同じ場所
旅行をすることになっています。

 

ここでの「each」と「every」は
逆にすることはできません。

 

毎年別々のところに行くなら、それぞれの年で
やることが違うから、「each」を使います。

 

毎年同じところに行くなら、すべての年で
やることが同じだから、「every」を使います。

 

だから、同じ理由で
「I play tennis every Friday」は
正解だけれど、
「I play tennis each Friday」は間違い。

 

このように、「each」は毎回違う場合、
「every」は毎回同じ場合に使う
という違いがあるのです。

 

違いその②:二つ以上か三つ以上か

二つ目の違いですが、
「each」と「every」には
使える文脈に違いがあります。

 

「each」は二人(個)以上の人・物に
対して使えるのに対し、
「every」は三人(個)以上の人・物にしか
使うことができません。

 

例えば、以下の文を比べてみましょう。

(例文1)I have two sisters. Each of them has a different talent. (正)

(例文2)I have two sisters. Every one of them has a different talent. (誤)

 

ここでは、「sisters」の人数が二人なので、
「every」を使うことはできません。

 

そのため、(例文1)は正解で、
(例文2)は間違いです。

 

もちろん、もしこれが三人の姉妹なら、
「every」を使っても問題ありません。

 

もう一度、別の例文で違いを見比べてみましょう。

(例文1)I have scars on each arm. (正)

(例文2)I have scars on every arm. (誤)

 

端的に表すと「両腕に傷がある」
という文ですが、これも(例文1)は
正解で、(例文2)は間違い。

 

なぜなら、人の腕は二本しかなく、
二本のものに「every」は
使えないからです。

 

ちなみに、このように二人や
二本の人・物について話す際は、
「each」の代わりに「both」
使うこともできます。

 

例えば、先ほどの例文は次のようにも表せます。

「I have two sisters. Both of them have different talents」

「I have scars on both arms」

このとき、名詞や動詞を複数形にすることを
忘れないようにしましょう。

 

違いその③:「〜 of (the) 〜」が使えるか

三つ目の違いですが、「each」の場合、
「each of 〜」という表現を使うことが
できますが、「every」ではできません。

 

「each of 〜」とはどういう文なのかと
いうと、以下のような文です。

(例文1)Each of these books has an unique story.

(例文2)Each of the teachers teaches a different subject.

(例文3)You should talk to each of us individually.

 

このように、「each」を使う文では
「each of 〜」と言うことが可能なのですが、
「every of 〜」という文はありません。

 

ただし、「every one of 〜」と言うことは可能で、
例えば
Every one of the teachers teaches a different subject」

は文法的に正解です。

 

「each」と「every」の違いまとめ

今回は、「each」と「every」の違いに
ついて紹介しました。

 

ポイントをまとめると

  • 「each」と「every」はそもそもかなり類似した表現である。
  • 「each」は「個々」を、「every」は「集団」や「全員」という部分を強調するという違いがある。
  • 「each」は差異、「every」は類似点について話す際に使われる。
  • 「each」は二人(個)以上の人・物に対して使えるが、「every」は三人(個)以上の人・物にしか使うことができない。
  • 「each of 〜」は問題ないが、「every of 〜」は間違い。

 

「each」と「every」を比較して分かるのは、
この二つの違いはニュアンス的な部分が多く、
はっきりと区別をすることが
できないということです。

 

今回は「each」と「every」の違いを
中心に解説しましたが、
この二つは異なる以上に類似しています。

 

そのため、本当にしっかり使い分けようと
思うと、感覚で理解していなければ
いけません。

 

ここで紹介した違いを押さえた上で、
もし、より細かいニュアンスの違いを
掴みたいという人は、
ぜひ「each」と「every」を使った
例文をネット上などで
見つけて読んでみてください。

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