ディベートって何?理解するためのコツとディベートで使う英語とは?

“Debate” ディベートって聞いたことありますか?

 

欧米諸国では、学校の授業の中で、ディベートをします。

 

私は、アメリカ留学経験者ですが、
現地の公立高校に1年間を過ごす中で、
実際の授業で体験しました。

 

アメリカの高校の授業では、英語
(日本でいう国語にあたります)や歴史の授業でディベートがありました。

 

日本での授業では、出題されたテーマについて
どのように思うのか?という話し合い、いわゆる、
ディスカッション“Discussion” をすることはありましたが、
ディベートは全く違うものでした。

 

今回は、そもそもディベートって何?

 

日本語でもよくわからないのに、
英語でディベートってどういうこと?

 

このような疑問・質問にお答えします。

 

ディベートって何?理解するための近道は?

日本人は、スピーチ力、説得力、そして、
ロジカルシンキングが弱いとよく言われます。

 

なぜなら、日本人は自分の意見を
はっきり言わないことが多いと思いませんか?

 

たとえ意見を言ったとしても、お願いするような言い回しをして、
周りへ押しつけにならないようにする配慮を欠かさないのでは?

 

でも、それって日本だけでしか
通用しないんじゃないの?

 

答えは・・・YES!

 

そうです、日本独特の気質や目上の人に
逆らわない文化など、それは日本でしか通用しません。

 

グローバルスタンダードと言われる今日では、
日本人も主張することが必要になってきたのです!

 

教育においても、グローバルスタンダードを目指して、
自分の意見を積極的にスピーチする力や、
また議論するということを学ぶ機会として、
高校、大学でもディベートを取り入れているようです。

 

そして、ディベートを日本でも英語で行うこともあります。

 

ここで大切なのが、ディベートを理解するコツは、

 

『まず日本語でしっかりと理解すること!』

 

当たり前のようですが、本当にとても大切なのです。

 

私は留学前のレッスンでは、
英会話だけでなくアメリカの高校について学びました。

 

そして、ディベートの練習をしました。

 

当時(20年ほど前ですが)、日本の教育では
取り入れていなかったディベートを日本語で
まず学んで留学に向けて準備をしました。

 

現地の高校では、当たり前のように授業の中に
ディベートがあったので、留学後、
現地校でディベートをした時に、
事前に日本語でルールなどを理解しておいて良かったと本当に思いました。

 

ですから、今、留学を考えている方は
ぜひディベートが何かを必ず学んでから
出発されることを強くおススメします!

 

ディベートって何??ディスカッションと違うの?

まずは、ディベートとは何かについてお話しましょう。

 

お題となるテーマについて、賛成、反対のチームに
分かれて討論し、その内容を評価するチームと3つに分かれます。

 

そして、チームごとに話す順番や
持ち時間などルールがあります。

 

最終的に、その討論の内容のどちらに説得力が
あったかを評価するチームが決定して、勝敗が決まります。

 

そうです、まるでゲームのように、勝ち負けが付くのです。

 

テーマについて、自分の思いを話して、
他の人の意見も聞いて、一番良いとされる方法を
導き出すなど、考えをシェアするのがディスカッション、
日本語でいうところの「話し合い」になります。

 

ですから、ディベートはディスカッションとは
まったく違うものなんですね。

 

ディベートのルールって?勝つためのコツ

先ほども触れましたが、ディベートは討論会です。

 

学校の授業で理解を深めるために行われるのが、
Academic debate と呼ばれるものになります。

 

またDebate clubというのが存在して、
欧米諸国の学校に部活やサークル活動のように
ディベートを行います。

 

日本でもディベート甲子園という高校生の英語による
ディベート大会があります。

 

またアメリカでは、大統領を選出する際に、
テレビで大統領候補が討論会を行います。

 

United States Presidential Election Debatesと呼ばれ、
候補者が自分たちの政策について討論します。

 

さまざまなディベートがあり、それぞれのルールがありますが、
どのディベートにも共通していることを以下のようにまとめました。

 

例題:「地球温暖化を食い止めるためには、
ペットボトル使用を使うのをやめるべきである。」

 

肯定案の主張:

ペットボトル使用をやめれば、地球温暖化を食い止めることができる。

 

肯定案への質問と否定案の主張:

根拠は?ペットボトルの使用をやめても、地球温暖化は食い止めることはできない

 

質問への返答と否定案への質問

理由・データなどからの返答、なぜペットボトル使用をやめることができないのか?

質問への返答と再質問:

理由・データなどからの返答、ペットボトルだけでは、地球温暖化を止めることができない。

回答と肯定案の再主張(まとめ):

ペットボトルの使用をやめれば、地球温暖化は食い止めることができる

否定案の再主張(まとめ):

ペットボトルの使用をやめても、地球温暖化は食い止めることはできない

YESチーム・肯定

NOチーム・否定

判定

 

理由やデータについては、省略しましたが、
大まかな流れとしては以下のようにイメージです。

 

制限時間内に主張、質問、返答をしなければなりません。

 

質問と返答の回数は、その都度ルールを
あらかじめ決めるので、毎回違います。

 

そして実際には、もう少し細かなルールがありますが、
大まかな流れとしてはこれでOKです。

 

そして、ディベートでも大きく2つタイプに分かれます。

 

  • 準備に時間を与えられていて、
    テーマに対して事実関係や情報を下調べする時間があるディベート

 

  • 準備の時間は数分で、テーマ発表後、
    すぐにチームでの意見をまとめて行うディベート

 

さぁ、これでディベートの基本知識は以上です。

 

ディベートにおいて大切なことは、

 

◆自分の意見ではなく、YES/NOのチームの
意見を述べることに徹底すること

 

◆事実や実際の根拠(Evidence)を示す

 

◆相手がどう反対してくるか予想して答えを用意しておく

 

◆アイコンタクトやボディーランゲージを効果的に使う

 

少しイメージがつかめてきたのではないでしょうか?

 

ディベートについて説明されているこちらの動画をおすすめします。

 

https://youtu.be/3kbO1A73I7s

 

ディベートで使う英語って?

ディベートで使う英語は、基本的には話しことばなので
口語になりますが、主義、主張をしていくので
スピーチよりの語り口調になります。

 

つまり、カジュアルな会話ではなく、
フォーマルだとイメージして下さい。

 

内容によっては、専門用語が出てきたり、
研究論文からデータを引用したりするので、
いわゆる文語、話しことばではなく、文章で使う
単語についても知っておく必要があります。

 

ディベートを通じて、

Listening(聞く)・Speaking(話す)・Writing(書く)・
Reading(読む)の英語学習の4技能を全て使って
学ぶことができるのです。

 

では、ここからディベートに関係する英単語を紹介します。

 

ディベートの司会・進行役の人が必ず必要です。

 

Chairman  と呼びます。

 

先ほど、わかりやすいようにチーム分けをYES/NOで書きましたが、
実際のディベートでは、

YESチーム=SupporterやAffirmative side

NOチーム=OpponentやNegative side

という表現で表します。

ディベートで大切なのは、
「~と思います。」という意見だけではなく、
「~だから~だと思います。」という因果関係をはっきり語ります。

 

例文を交えてディベートに
必要な英単語・表現を見てみましょう

≪因果関係を表す≫

Because of (~のおかげで、~のため)

 

Because of the global warming,
we need to rethink about using our global resource.

(地球温暖化のため、私たちはグローバル資源に
ついて考えなおす必要があります。)

 

Accordingly(だから)

 

Accordingly, we can say that it is
important to have a master plan.

(だから、総合計画を立てることが大切と言えるでしょう)

 

Therefore(したがって)

 

Therefore, we believe that the global warming is
the most serious problem in the world.

(したがって、地球温暖化が世界で最も深刻な問題だと信じます。)

 

≪賛成・反対を表す≫

動詞agree/ disagree (賛成する/反対する)

 

We agree /disagree with that we must stop using plastic bottle to
slow down the global warming.
(私たちは、地球温暖化を減速させるためにプラスチック製ボトルの
使用をやめなければいけないということに、賛成します/反対します。)

 

ここでのポイント!

賛成・反対について述べるときに、
肯定文「~だ、~です」を使うということです。

 

普段の会話では、 “We don’t agree with ~” の否定文で大丈夫ですが、
ディベートでは、自分たちのチームの主張が正しいことを
説明していくので、”agree”の反対語の”disagree”を使って、
肯定文で否定を表すとアカデミックスピーチの印象を与えます。

 

また、文と文の間をつなぐことばも大変重要になります。

 

≪逆説を表すことば≫

On the other hand(しかし、他方では)

 

People say that it is important to reduce trash to
stop global warming.

On the other hand, most people think we are unable to
live without any kind of plastic products.

(人々は地球温暖化を止めるためにごみの削減が大切と言います。
しかし、多くの人々がプラスチック製品なしでは生きていけないと思っています。)

 

However(それにもかかわらず)

 

We’ve been trying so hard to reduce trash.
However, we can’t stop the global warming.

(私たちはごみの削減についてとても努力してきた。
それにもかかわらず地球温暖化を止めることはできない)

 

≪強調することば≫

Furthermore・Moreover(さらに)

 

People have been studying about monkeys to
compare with human being for a long time.
Furthermore it is said that studying monkeys is
the key to solve the mystery of human being.

(人々は長年、人間との比較の為にサルについて研究しています。
さらに、サルの研究が人間の神秘を解くカギと言われています。)

 

Specifically(具体的に言うと)

 

We will specifically talk about changing climate in 20 years.

(この20年間の気温の変化について具体的に話します)

 

 

≪強調する文章・始まりの文句≫

It is clear(明らかに~である)

 

It is clear that changing climate causes natural disasters.

(明らかに気温の変化が自然災害の原因となっている)

 

ここでポイント!

 

“It’s clear that~”と略さず、
”It is clear that~” と言いましょう。

 

これもスピーチの際にきちんと主張する印象を
与えるためには、略さず “It is” と使います。

 

≪事実・統計を引用する≫

According to (~によると)

 

According to these date,
we must prevent the sea level from rising.

(これらのデータによると、私たちは海面上昇を防がなくてはならない)

 

ディベートのメリットとは??

ディベートと聞くだけで、
「あぁ、私には難しすぎる・・・」と思っていませんか?

 

アメリカ人やイギリス人がどうして
ディベートができるのかというと、答えは簡単です。

 

子どもの頃から学校で練習をするからです。

 

簡単なお題から始めて、話し方やリサーチの仕方、
自分たちの意見をチームでまとめることを
一つ一つ学校で学んでいきます。

 

ですから、「とにかくやってみる!」という
最初の一歩がとても大切ですね。

 

そして、ディベートから学べるスキルについて
以下のようにまとめてみました。

 

■Communication skill (コミュニケーション能力)

■Research skill (調べるス能力)

■Presentation skill (プレゼンテーション能力)

■Speech skill (スピーチ能力)

■Logical thinking (ロジカルシンキング・論理的)

 

お子さんをお持ちの方は、
自分の子どもにぜひ学んでほしいスキルだと思いませんか?

 

学生のみなさん、社会人になるためにとても
大切な要素がディベートにはあるということがわかりますね。

 

欧米社会では、特に4番目 Logical thinking 
(ロジカルシンキング・論理的)がとても大切とされています。

また、英語学習において、論理的に話せるということが
上達への近道となります。

 

まとめ

今回は、ディベートについて紹介しました。

 

単なる話し合いのディスカッションと違い、
ディベートは討論会だということ、そして、
ルールに乗っ取って行われるということを紹介しました。

 

ディベートで使う英語は、普段の英会話で使う
単語よりもフォーマルではありますが、
単語や使い方を押さえることで必ず修得できます。

 

そして、ディベートから学ぶことは本当に多く、
コミュニケーションスキルだけでなく、
英語を習得する上でとても重要とされる
ロジカルシンキングを身につけることができるでしょう。

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「いくら勉強しても英会話なんてムリ…」
と挫折するほど英語センスがありませんでした。

 

だけど正しく勉強できたおかげで
いまは外国人と自然な会話ができるし、
ハッキリと英語が聞こえて理解できます。

そして日本人の英語力を底上げしたいという想いから
2000人以上に英語を指導したのちに、
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  • 3分のスキマ時間にできる5つの練習法
  • ネイティブ相手でも緊張せずに話せるコミュニケーション力
  • 丸暗記せずに覚える記憶術

 

こういったスキルが紹介されています。

学習者が「もう私にはムリなのか…?」
と悩む気持ちをしっかり理解して書籍をまとめたので
もし英語に自信がなくても、
安心して読んでみてください

たとえどんなレベルからでも
勉強して正しく成長すれば
誰だって英語に自信がもてる、と確信してます。

 

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