違いが1分でわかる!「子ども」はChildとKidのどっち?例文を使って詳しく解説!

【監修】
英語講師ベル


塾講師を経て、書籍「英文工学」を執筆し、amazonランキング1位を獲得。英語を効率的に学習する「メルマガ」は5000人に購読され様々なメディアで取り上げられる。英語セミナーは累計1,500人が受講する人気講座となっている。
さらに近年では、英語学習アプリ「トークトレーナー」を制作し地上波テレビで取材を受ける。

詳しいプロフィールはこちら

こんにちは。
私は、大学と大学院でイギリス文学を専攻していました。
アメリカへホームステイ経験もあります。

その経験から今回は、
「Childとkidの違い」について
具体的に紹介していきますね!

 

child と kid は日本語訳すると
2つとも意味が似ていて区別が難しいですよね。

しかし、それぞれ意味が違うっているし、
使う場面がまったく違います!

 

使う場面を見分ける簡単な方法を
この記事では、分かりやすく例文を用いながら解説しますね。

最後まで読めば英会話の時に
「child」と「kid」のどちらを使ったらいいのか困ることはもうないですよ!

 

childとkidの違い

「child」と「kid」の意味は
どちらも知っての通り
「子供」という意味になります。

 

では「child」と「kid」の
明確な違いは何でしょう?

 

それは、


「child」は「丁寧表現」

「kid」は「日常で使う表現」

ということです!

 

child」は親に対する子という表現であり、
乳児~14、15歳くらいまでの子供に使われます。

〈childの例文〉

「She is a Lisa’s child.」 

(彼女はリサの子供です。)

 

「A mather and her child」 

(母と子)

 

それに対して、「kid」は子供を示す他にも、
自分より子供っぽい青年や大人にも
使われることがあります。

〈kidの例文〉

「Lisa loves her kid.」 

(リサは彼女の子供を愛しています。)

 

「The park has a lot of kids.」 

(公園にはたくさんの子供たちがいます。)

 

複数形childrenに注意!

 「child」も「kid」も単数名詞です。

複数名詞にすると、
「child」は「children」、
「kid」は「kids」になります。

 

基本的なことですが、
忘れずに覚えておいてください!

 

 

覚えているつもりでも、
TOEICなどの時間制限が大切な
テストの時などは見落としがちになります。

 

また、ホームステイした時などに、
ホストファミリーのお子さんのことを
初めて話す時に注意が必要です。

 

初めて会話した時に、

「え、どの子のこと?」
「え、うちは一人しかいないわよ…」

なんてことになったら、
ちょっと気まずいですよね。

 

もちろんこの会話だけで、
ホストファミリーとのコミュニケーションが
大きく変わるわけではありません。

 

しかし、今後コミュニケーションが取りやすくするためにも、
ホームステイ先に子供は複数か一人か
あらかじめきちんと知っておいてくださいね!

 

 

さて、その他にも「child」と「kid」には
それぞれに多くの意味や使い方があります。

 

それでは次に、
「child」と「kid」のそれぞれの意味を
1つずつ分かりやすく説明しますね!

 

childの意味とは?

まずは「child」の意味から説明します。

 

「child」の意味には、


「子供」
「お子様」
「幼児」
「未経験な人」
「幼稚な人」
「親に対する子」、
「ある環境に生まれた人」
「頭脳や空想の生み出したもの」
 
*参考資料:weblio英和和英辞典

などがあります。

 

「幼稚な人」というのは
「kid」の意味にもありましたね。

他にも色々と気になる意味があります。

 

それでは、
いくつかピックアップして
その意味と使い方について見ていきましょう!

 

「未経験な人」

 

「未経験な人」というのは、
ある部分に関して経験が浅い人という意味です。

その例文を紹介しましょう。

 

〈例文〉

「She is a child about electrical appliances.」 

(彼女は電化製品のことに関してはまるで子供だね。)

この例文では、

彼女は電化製品について知識不足、
または疎いという意味にchildが使われています。

 

「お子様」「親に対する子」

 

「child」と「kid」の違いの部分でも
述べたように、「child」は会話以外にも
正式な場所やゲストの子供を呼ぶ時に
使うこともできます。

 

〈例文〉

「He is Mr.Johnson’s child.」 

(彼はジョンソンさんのお子様です。)

この例文には注意すべき点があります。

例文の「child」は
必ずしも15歳以下の「子供」という意味ではない
ということです。

 

上記でも述べた通り、
「child」には「親に対する子」
という意味があります。

 

そのため例文のジョンソンさんの年齢が
50代で息子さんが30代の成人した人だとしても、
「child」を使います。

 

「child」の対義語は「parent」(親)
であることを忘れないでおきましょう!

 

「ある環境に生まれた人」 

ある環境に生まれた…といっても
少しわかりづらいですよね。

これは「特定の時代に生まれ育った子」と
捉えると捉えると理解しやすいです。

 

〈例文〉

「He is a child of the mobile phone era.」 

(彼は携帯時代の申し子である。)

この例文では、
「child」の彼が携帯が開発され
普及した時代に生まれたことを表しています。

 

「頭脳や空想の生み出したもの」

 

こちらの意味では、
何かの発明や物語を作り出した時に使われます。

 

〈例文〉

「This story is a child of her fantasy.」 

(この物語は彼女の空想が生み出したものです。)

このように、
「child」には「子供」以外にも
いろいろ興味深い意味があります。

 

意味と使い方を覚えれば、
TOEICなどのテストや留学した際に
必ず役立ちますよ!

 

では「kid」の方はどうでしょう?

続いて「kid」の意味とその使い方に
ついて見ていきます。

kidの意味とは?

「kid」の意味には、 


「仔ヤギ(の皮)」

「子供」
「若者」
「青年」
「年下の」
「からかう」
「自惚れる」
「だまして〜させる」

*参考資料:weblio英和和英辞典

というものがあります。

 

いくつかピックアップして見ていきましょう。

 

「仔ヤギ」

 

上記の通り、
元々、「kid」は人の子供ではなく
ヤギの子供を指す意味があります。

 

〈例文〉

「This is gloves made of kid.」 

(これは仔ヤギの皮で作られたグローブです。)

革製品や雑貨など、
明らかに人ではないものに対して
使われている場合は「仔ヤギ」を意味しています。

 

「若者」「年下の」

 

「kid」も「child」と同様、
未成年だけではなくて
成人した大人にも使う場合があります。

 

例えば話してよりも年下の相手や、
自分よりも格下と考える相手に
軽蔑を込めて使われることもあるのです。

 

〈例文〉

「His kid brother」 

(彼の年下の弟)

 

「You are precocious kid.」 

(君はおませさんだね。)

2つ目の例文にある
「precocious」とは「早熟な」
という意味です。

「precocious」と「kid」を合わせて
「おませさん」という意味に使えます。

 

「からかう」

 

「kid」は「からかう」
という意味でも使われます。

一瞬ピンとこないと思いますが、
海外ドラマなどでよく使われているセリフです。

 

〈例文〉

「You’re kidding me!?」 

(冗談でしょ!?)

この例文をドラマで
聞いたことがある人は多いのではないですか?

そう、この「kidding」は「kid」の動詞になります。

 

意味を知って使うと、
より使う場面が想像しやすくなりますね。

 

「自惚れる」

 

「kid」に「自惚れる」という
意味があるのはご存知でしたか?

 

こちらは、自分が思うよりも、
相手があることに対して
「甘い考えを持っている」という意味で使われます。

 

〈例文〉

「She’s kidding herself if she thinks she can make this dress in a day.」 

(もし彼女がこのドレスを1日で作ることができると考えているなら、うぬぼれている。)

この例文のように、
どう考えてもうぬぼれた甘い考えである
と言うことを示すときに使います。

 

「だまして〜させる」

 

最後に「だまして〜させる」という
意味と使い方について紹介します。

 

こちらは半分本気半分冗談のつもりで
相手を騙してしまったという場合に用いられます。

 

〈例文〉

「She kidded me into receiving it.」 

(彼女に騙されてそれを了承してしまった。)

この例文には、
つい騙されてしまったなどのように
「相手の冗談を真に受けてしまった」
という意味合いがあります。

 

「kid」は名詞にしても動詞にしても
面白い意味や使い方がたくさんありましたね。

 

それでは相手と会話をするにあたって
どんな時に「child」と「kid」を見分ければ良いのでしょう?

 

次にそれを詳しく解説します!

 

childとkidの見分け方

 

 

「child」と「kid」の両方とも
「子供」と言う意味が共通しています。

それではどうやって
「child」と「kid」を
見分けて使えば良いのでしょう?

 

両方の意味や使い方について詳しく知った上で、
「child」と「kid」の見分け方について解説します。

 

まず、「childとkidの違い」は次の通りです。


「child」は「丁寧表現」

「kid」は「日常で使う表現」

 

つまり「child」の方は
メールや手紙などの文章、
または社交的な場で使う
ことができます。

もちろん丁寧な表現でもあるので
日常会話で使用しても問題はありません。

 

 

それに対して、
kid」は日常で使う表現であるので
社交的な場で使う事は適切ではないと言えます。

ホストファミリーへメールを
送ったりする時などは注意しましょう!

 

例文を紹介しておきますね!

〈違いの例文〉

「Thank you for coming my party. I’m honored to meet Mr.Johnson’s child.」 

(私のパーティーに来てくれてありがとうございます。ジョンソンさんのお子様に会えて光栄です。)

 

 

「I was surprised that I meet his kid brother. Because he looks just like him.」 

(彼の年下の弟に会った時は驚いたよ。だって彼そっくりなんだもん。)

例文からわかるように
「child」と「kid」のわかりやすい見分け方は、
文章や社交的な会話であるか、日常会話であるかです!

 

TOEICなどのテストに出てきたときは、
これをポイントに問題を解いてみてくださいね!

 

childとkidを使う場面

それでは最後に
「child」と「kid」を使う
適切な場面を解説します。

「childとkidの見分け方」でもう十分に
理解した方もいらっしゃるでしょうが、
どんな時に使えばいいのかをおさらいしましょう!

 

まず「child」ですが、
何度も紹介しているように
「child」は丁寧な表現として使われます。

 

留学した際のはじめての挨拶
ホストファミリーとの初めての会話などに使えます。

その他のシチュエーションとして、
英語での文章またはメールでも使うことができます。

 

 

続いて「kid」は、
「child」より気軽な表現と考えてください。

 

仲良くなり始めた留学生や
ホストファミリーとの会話
に使えます。

また kid には幅広い意味があるので、
名詞だけでなく動詞としても使用してみましょう!

 

まとめ

いかがでしたか? 

 

「child」と「kid」は同じ
「子供」と言う意味を持っています。

しかし使い方や他の意味など、
2つには違いがたくさんありましたね!

 

child」は
丁寧な表現であり、
様々なタイプの人間の意味があります。

kid」は
日常的な表現であり、
動詞としても使うことができます。

 

一見同じ意味に見えるchild と kid でしたが、
まったく異なる意味を持っていたり
使い方が全然違っていました

 

ぜひこの記事を参考にして、
英語学習に役立ててくださいね!

AIで英語力を採点!無料でスピーキング練習しませんか?

TV放送されたアプリ「Talk Trainer」で
スピーキングを徹底的に練習しませんか?

AIが相手だから誰にも聞かれず、
シャイな方でもこっそりスマホで
無料で何度でもトレーニングできます。

 

24時間いつでも練習できて、
ビジネス英語はもちろん、
TOEIC対策・英検対策まで
忙しい人が気軽に利用できると好評です!

>>最新AI搭載「Talk Trainer」を無料で使ってみる

(無料会員は、人数が増えたら新規受付を終了します)

 

僕はTESOLという資格を取得するため
カナダに半年留学したとき

学校で学んだ英語がまったく使えないことに気づきました。

だから、スピーキング力が身につく環境を作りたい!
心から思いました。


開発に1年と、数百万もかかりましたが、

Talk Trainerで週5回、10分続ければ、
1ヶ月におよそ25,000語も話せます。

5人グループの英会話教室が
約3,500語話すのに比べて
7倍もTalk Trainerは多く練習できるため、
伝わる英語が養成され物怖じせず話せます!

 

さらに購読者5,000人のメルマガを元に
「TOEIC対策」「日常」「ビジネス」「旅行」「スラング」「カジュアル」「接客」「恋愛」「主張」
9ジャンルの英文3,300個が練習できます!

本気で英語学習する人だけに届くように
Talk TrainerはLINEの中でお渡ししますね。
一度登録したら永続して無料会員として利用可

▼ LINEで学べる内容 ▼

  • 「TOEIC対策・日常・ビジネス・旅行・接客・恋愛」など9ジャンルの英語表現
  • 初心者が近道して英語を習得するための勉強方法
  • 7ヵ国語話せる講師に1年通って手に入れた英語学習法
  • 正しい発音がわかる26のチェックシート
  • 社会人が知っておきたい時事ネタ、世界情勢などの英語ニュース
  • 正しいビジネス英語を知り、会議に参加してもついていける土台
  • ネイティブ相手でも緊張せずに話せるコミュニケーション力
  • 丸暗記せずに覚える記憶術

etc・・・
(無料会員は、人数が増えたら新規受付を終了します)

>>公式LINEに登録してプレゼントを受取る

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が面白い!と思われたならシェアして頂けると嬉しいです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です