【基礎編】ゼロから効率的に英語学習する3つの方法!

【監修】
英語講師ベル


塾講師を経て、書籍「英文工学」を執筆し、amazonランキング1位を獲得。英語を効率的に学習する「メルマガ」は5000人に購読され様々なメディアで取り上げられる。英語セミナーは累計1,500人が受講する人気講座となっている。
さらに近年では、英語学習アプリ「トークトレーナー」を制作し地上波テレビで取材を受ける。

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現代はグローバル化なので
街中では外国人の旅行者があふれるようになってきました。

また、昇進や昇格に英語資格や
TOEICスコアを必要とする企業も増えています。

普通に生活していても横文字を毎日のように触れて、
英語が身近なものになっているのです。

 

しかしゼロから英語学習するときに
一体何をどう始めればいいのか、
迷ってしまいませんか??

 

現在私は英語の指導者として
活動していますが、
生徒さんから受ける相談で一番多いのが、

「英語を基礎から勉強したいのですが、何から始めればいいですか?」というものです。

 

指導者になりたてのころ、
初めてこの質問を受けた私は、
すぐに回答してあげることができませんでした。

なぜなら、私自身が基礎学習を怠り、
「なんとなく」で英語を修得していたからです。

英語を話すことはできるけれど、
なぜそうなるのか説明できない…

指導者としては致命的でした。

 

そこで、私も基礎から
英語を学び直すことにしたのです。

 

それから約1年かけて、
さまざまな学習法を試しました。

社会人生活の時間のない中で、
何とか自分に合った学習法を模索し、
基礎から英語を改めて研究したのです。

 

こうして基礎を固めた結果、
生徒さんたちに自信を持って指導できるようになっただけでなく、
私自身の英語力も飛躍的にアップしました。

自分で試したからこそ、
効率的な学習法がわかり、
生徒さんの英語力がグングンと上がったのです。

 

今回は、そんな私も生徒も成長した
基礎から効率的に英語学習する3つ勉強法をご紹介したいと思います!

 

英文法を身に着ける

中学校3年間の英文法を振り返る

「基礎学習を始めよう!」
と意気込んで最初に取り掛かったのが、
英文法の復習でした。

中学生になり、
アルファベットから始まった英語学習。

最初は簡単だったはずなのに、
3年生になる頃には
すっかりついていけなくなっていました。

 

しかし、実は中学校で勉強する文法こそ、
会話する上でも英語資格に挑戦する上でも、
最も重要になってくるポイントだったのです。

 

 

でも、3年間で学んだ文法は
あまりにも範囲が広すぎて、
何から手を付ければいいのやら…

そんな時には、まずこの3つの項目を
押さえるようにしましょう!

・5文型

・時制

・一般動詞とbe動詞の違いと役割

 

1つずつ具体的に説明していきますね!

 

5文型を把握する

SV、SVO、SVC、SVOO、SVOCの5つ。

S→主語

V→動詞

O→目的語

C→補語

と、英文の要素となる言葉です。

 

コレが出てきた時点で苦手意識を
感じる方もいらっしゃるかと思いますが、
少しだけ、振り返ってみましょう。

例) 

[S+V] I have.   

私は持っている。

[S+V+O] I have an apple.  

私はリンゴを持っている。

 

[S+V+C] She is happy.  

彼女は幸せだ。

 

[S+V+O+O] I give my father a present.  

私は父にプレゼントをあげた。

 

[S+V+O+C] I make my father happy. 

私は父を幸せな気持ちにする。  

時制

「いつの出来事なのか」をはっきりさせましょう。

現在形、過去形、未来形、
日本人が最も苦手とする完了形。

それぞれの違いをしっかり理解して、
使い分けられるようになりましょう。

例)

[現在形] I eat a strawberry.  

私はイチゴを食べる。

 

[過去形]  I ate strawberry yesterday. 

私は昨日イチゴを食べた。

 

[未来形]  I will eat strawberry tomorrow.    

私は明日、イチゴを食べるでしょう。

 

[現在完了形]I have just eaten strawberry.  

 私はちょうどイチゴを食べたこところだ。

一般動詞とBe動詞の違いと役割

go, do, eat など動作を表すのが
一般動詞、am, is, areなど位置や
状態を表すのがbe動詞です。

使い方で混乱しがちなこの2つ。

役割を理解すると、
英語のつまずきも少なくなりますよ。

例)

[一般動詞] I go to school. 

私は学校に行く。 ←動作を表す。

 

[be動詞] I am at school.  

私は学校にいる。 ←位置や状態を表す。

オススメの参考書!

押さえるポイントが分かったところで、次は教材選びです。

文法を確実に自分のモノにするには、
ドリル式になっている参考書がオススメです!

 

なかでも、

学研教育出版
「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。」
山田 暢彦著

この参考書は、先ほど挙げた3つのポイントが
とってもわかりやすく説明されているだけでなく、
項目ごとに練習問題がついているので、
自分の理解度をチェックしながら学習を進めることができます。

また、セットになっているCDを聴きながら、
学んだ英文法を自分でも口に出して読み上げてみましょう。

 

語学を修得する際には
「読む」「書く」「聞く」「声に出す」
の4つを同時に行うと効果的に頭に入ります。

 

私は、解答を見ながらCDを聞き、
声に出して別のノートに書き写す、
という方法をとっていました。

またドリルは「一度解いて終わり」
ではなく、苦手な箇所にマークをして
何度も解くようにしてみましょう。

自分の苦手なポイントを把握できるだけでなく、
定期的に振り返ることで
知識を定着させることができます。

 

 

知ってる単語数を増やす

単語は毎日コツコツと

文法学習と並行して
ボキャブラリー(語彙力)を増やしていきましょう!

語彙と聞くと、受験前に
大量に暗記するイメージが強くて、
アレルギー反応が出てしまう方も
いるのではないでしょうか。

実は私もその一人でした。

 

確かに、単語を身に付けていく上で
暗記は避けて通れません。

そして単語学習に限っては、
「1日〇〇分」といった
具体的な目標が必要になってきます。

でもそれが苦にならないような、
簡単で楽しい方法があれば、
やってみたいと思いませんか?

 

スマホアプリがオススメ!

そこでオススメなのが、
スマホアプリです。

スマホアプリの場合、
学習する場所を選びません。

「電車の中で単語本を開くのはちょっと…」
という方も、スマホなら気軽に取り出せますよね。

いつも通勤中にゲームしている方、
ぜひその時間を英語学習にあててみてください!

「1日○○分」と立てた目標が、
通勤中にクリアできるのです。

 

最近は無料でも十分な機能を
備えているアプリがたくさんあります。

中でも、私が実際に使ってみて
自信をもってオススメできるアプリを2つご紹介します。

 

英単語アプリmikan

mikan

1つ目のオススメは「英単語アプリmikan」です。

英語を学習する目的を設定すると、
覚えるべき英単語を自動的にピックアップしてくれるこのアプリ。

小中学校の基礎単語から、
留学希望者向けのTOEFL用単語まで
目的に合わせて幅広く学習できます。

 

大きな特徴は、そのスピード。

解答までに制限時間が設けられているため、
一瞬で「知っている」か「知らない」かを
判断し振り分ける必要があるのですが、
このアプリでは左右にスワイプするだけ。

感覚的に操作できるので
取り組みやすく、学習時間もわずか数十秒。

わからなかった単語は繰り返し出題される
ので、確実に身に付くまで復習できます。

単語を見て聞いて、
すぐに意味が思い浮かべられる状態を、
効率的に身に付けられるアプリではないかと思います。

 

とにかく「できるだけ多くの英単語に触れたい!」
という方にはオススメのアプリです。

 

duolingo

duolingo

生徒さんから相談を受けた際、
私はまずこのアプリを
ダウンロードするように勧めています。

このアプリでは、リスニングや文法、
発音や英作文に至るまで、
英単語に限らず総合的に英語を学ぶことができるのです。

また全く初心者の方であっても、
レベルチェックから始めることができるので、
いきなり難問にぶつかることもありません。

安心して始められるアプリです。

 

使い方はこちらからどうぞ!

 

このアプリの特徴は、
まるで本格的な「ゲーム」のようなところ。

テストをクリアするごとにアイテムがもらえ、
次のステージに進むことができます。

最初に紹介したアプリ「mikan」は
短時間で学習できることが特徴でしたが、
こちらはついつい長時間取り組んでしまうアプリです。

主人公である自分のレベルを上げていくかの
ように取り組めるので、RPGが
好きな方にはピッタリではないでしょうか。

ただし、問題によっては発声しなければ
いけないものもあるため、電車で解く際には注意が必要です。

 

そして、ハマり過ぎにも注意が必要…!

私はこのアプリにのめりこみすぎて、
電車を乗り過ごしたこともあります…(笑)

 

また、回数を重ねると
ランキングに参加することもできます。

毎日コツコツチャレンジして、
ランキング上位を目指すのもいいですね。

 

「語源」からの暗記する

単語学習をする際に一番苦労するのが、
その暗記方法ではないでしょうか。

アプリで繰り返し学習して
覚えることももちろん効果的ですが、

より幅広く、かつ効率的に
ボキャブラリーを増やすことができるのが、

英単語の「語源」を学ぶことです。

 

「語源」とは、その単語のルーツのこと。

単語をたくさん見ていると、
共通した部分を持つ単語がありませんか?

 

例えば、ex

語源 ex

exit, export, exterior, example, ex-boyfriend…
など、たくさんあります。

(あなたはいくつ浮かびましたか?)

実はこのexには
「外に」という意味があるのです。

exit→ex(外に)+it(行く)→出口

extra→ex(外に)+port(運ぶ)→輸出する

など。

 

exが持つ意味を知っていると、
単語のイメージをしやすくなるのです。

単語の正確な意味を知らなくても、
語源から意味を推測することができるようになります。

 

この内容を分かりやすくまとめているのが、

かんき出版
「英単語の語源図鑑」清水 健二、すずき ひろし著

です。

 

イラスト付きでまとめられているため、
活字が苦手な私にも手に取りやすかったです。

英語の勉強をしているはずなのに、
まるで国語の勉強しているような奥深さがあり、
この本を読むだけでかなり
「英語通」になった気分が味わえますよ(笑)

 

また語源について面白い記事があるので、
こちらも要チェックです!

 

毎日英語を触れる環境にする

スマートフォンの設定を変える

 

英語学習を進めていくには、
英語に触れる回数を増やしていくことも大切です。

そこで、今すぐ出来る方法が、
「スマホの言語設定を英語にする」こと。

あくまで私の場合ですが、朝
起きてから夜寝るまでスマホを
手放すことがなかった私にとって、
この方法は効果バツグンでした!

 

表示言語は、設定画面から
簡単に変更することができます。

 

iPhoneの場合

「設定」→「一般」→「言語と地域」

androidの場合

「設定」→「ユーザー設定」→
「言語と入力」→「言語」→「言語の設定」

 

最初は少し使いづらいなと思うことも
あるかもしれませんが、
操作方法自体はこれまでと変わらないので、
だんだんと慣れてきます。

これまで英語だと思っていたスマホ用語が、
実は違った!というような発見もあって、面白いですよ。

例えば、
無料通話アプリ「LINE」で使用するスタンプ。

便利な機能で利用している方も多いと思います。

このスタンプ、英語では「stamp」
ではなく「sticker」なのです!

(ちなみに、stampは「切手」という意味です!)

 

これまで何気なく目に触れていた単語が
英語になるので、無意識のうちに覚えてしまいますよ。

そして、毎日目に入るので忘れることもありません。

 

ぜひ、今この瞬間からやってみてください!!

1日の勉強時間はどれくらい?

ここで、学習の進め方に
ついてご説明しましょう。

 

私の場合、勉強するにあたり
「1日何ページやる」や
「必ず2時間はやる」といった
ルールは設けていませんでした。

できなかった場合、
モチベーションが下がり次の日から
やらなくなってしまいそうだったからです。

 

なので、その日のやる気や疲れ具合、
寝るまでの時間などをふまえ、
その日にできる分だけ進めていました。

10ページほど進めた日もあれば、
2ページで終えた日もあります。

でも、ドリルは全部やり遂げました。

 

あまりプレッシャーを感じず、
気楽に取り組むことも、
学習を続けられるコツかもしれませんね!

まとめ

1.中学校3年間の英文法を振り返ろう!

できるときに、できる分だけ。

  • 5文型
  • 時制
  • 一般動詞とBe動詞の違い

 

2.スマホアプリでスキマ時間を活用しよう

1日の目標を、具体的に決めて。

  • 英単語アプリmikan
  • duolingo

 

3.スマホの言語設定を「英語」に変更!

さあ、今からやってみよう!

 

最後に

マラソンを走るにも、サッカーをするにも、
まずは基礎体力をつけ、
それからルールを学んでいきますよね。

英語学習でも同じことです。

基礎がないままいきなり流暢な英語を
話せるようになったり、
TOEICでハイスコアを獲得することはできません。

まずは基礎を固め、英語学習に
必要な知識を身に付けること。

「地道にコツコツ」が実は
イチバンの近道になります。

今回ご紹介した学習法を取り入れて、
ぜひ英語の基礎体力を身に付けてくださいね!

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